11月17日(日)13時半からコンプリ神父様の聖骸布に関する講演会が松戸教会聖堂で行われました。うららかな日差しの中、100余名の参加者を得て、神父様のお話に聞き入りました。
ちょうど直前にBS-TBSで聖骸布に関する番組の放送があり、事前に広報して多くの方がご覧になっていたこともあって、皆さん、聖骸布についてある程度理解したうえで、講演会に臨んでいただいたようでした。
もちろん、コンプリ神父様のお話は放送の内容を上回るもので、実物大の聖骸布のレプリカを指し示しながら迫真迫るご説明をいただき、聖骸布とスダリオ(イエス様の頭を包んでいたとされる布)の神秘性に心を打たれました。

 
「聖骸布の神秘性」についていくつかポイントをあげます。
  • 聖骸布はイエス様(と思われる人)の全身を覆っていたと考えられているもので、幅4.5m、高さ1m強の杉綾織の亜麻布である。
  • 聖骸布には人の前面と背面の姿が、ネガ状に映っているように見える。聖骸布の写真を撮り、フィルムに焼き付けると、人の顔が浮かび上がる。人の姿がこのように映っている仕組みは、現在の科学では解明されていない。
  • 聖骸布には血の跡が残っている。茨の冠の跡、鞭うたれた跡、十字架を背負った跡、槍に突かれた跡、折られていない足の跡など、聖書にあるイエス様の姿を思わせる。少なくともローマ時代に十字架刑にあった人のもののようである。
  • 杉綾織の亜麻布は、当時として大変高価なものであり、十字架刑になった人を覆うようなものではない。また、この布には死海近辺でしか生えない植物の花粉がついており、少なくとも一定期間、イスラエルにあったと考えられる。
  • 炭素14法による年代測定が行われて14世紀のものであるとされたが、何世代にもわたって人が触ってきて、また火災にもあった布から年代を測定するのは無理がある。測定データは長いこと非公開であったが、裁判所の命令で出されたデータを再鑑定したところ、やはりばらつきが多く信ぴょう性に欠けるものであった。
  • スダリオはイエス様の頭を包んでいたものとされる布であるが、血の跡が聖骸布のそれと酷似する。
そのほか、聖骸布をたたむとちょうどイエス様(と思われる人)のお顔が前面に来て、その形が中世の絵画に繰り返し表れる、イエス様の顔が浮かび上がった布の絵とそっくりになるということを実物大の布で実演してくれたのも印象的でした。
 
 
講演会後は地下ホールでコンプリ神父様との懇談会となりました。コンプリ神父様ご自身のことについて、聖骸布のことについて、尽きることなく話が続きました。
 
 
 
本当に、素晴らしい講演会となりました。
コンプリ神父様、ありがとうございました。