カトリック教会の聖堂には必ず聖櫃があり、その中に聖体が安置されています。聖櫃の前に灯された小さなランプは、私たちのために死に復活された神の子イエス・キリスト様がそこにいてくださるしるしです。そして聖櫃の中にいつも聖体が安置されているのは、病気や高齢のためにミサに参加できない信徒の方々に、いつでも聖体をお届けするためです。

以前はこの「病者訪問」を司祭・助祭が一手に担っていましたが、今は司教・司祭から正式に任命された信徒の「聖体奉仕者」が、この務めを果たすことができます。司祭不足ということもありますが、信仰共同体のメンバーが互いに心を配つて支え合い、信仰の絆を深めるための奉仕は、信徒本来の大切な使命と言えるでしょう。

このたび松戸教会で聖体奉仕者に任命される6名の方々は、東京教区で作成されたテキストをもとに、この奉仕職の意味、目的、実践方法について学んできました。もちろん、「赦しの秘跡」「病者の塗油」を希望する方は、今までどおり司祭に願い出てください。聖体の秘跡だけを希望する場合には、聖体奉仕者が聖体をお持ちすることができます。

 

具体的には次のとおりです。

 

  • 申し込み方法

申し込みは、担当者に直接にご連絡ください。あるいは、聖体奉仕者(任命される6名の方)に連絡して頂いてもかまいません。フィリップ神父様、愛徳カルメル修道会・シスター清水、各地区委員に申し出てくださっても大丈夫です。すべての連絡は担当者を通して、フィリップ神父様に報告いたします。

  • 謝礼、交通費はまったく不要です。信仰に結ばれた兄弟姉妹同士です。気楽にご連絡ください。

 

  • 訪問は病者の負担にならないよう15分程度ですので、お茶は不要です。(時間の融通はできますので、必要であればお知らせください。)

 

病者、高齢者にとって病床でいただく聖体は、人々の病を担ってくださる主イエス・キリスト様に出会い、その癒しの力に触れ、主の苦しみと復活のいのちに結ばれる大切な秘跡です。また、たとえミサに行けなくとも、父なる神様と主イエス、そして教会共同体としっかり結ばれていることの大切なしるしにもなります。「聖体奉仕者」が任命されたこの機会を、ぜひご活用ください。

 

 

愛徳カルメル修道会 シスター清水