本日、3月29日、嘉松神父様(カトリック中央協議会)をお迎えして、10時、そして、13時半から2度の共同回心式が行われました。

四旬節中に私たちが心がけるべきことは -祈り、節制、ほどこし-ですと、嘉松神父様は熱心に説かれました。「節制」とは断食を意味します、「施し」とは、人を幸せにするー人の幸せを願うことです、と話されました。

講話の後、5人の神父様が赦しの秘跡を授けてくださいました。
(赦しの秘跡については下記参照)
ゆるしの秘跡とは…
ゆるしの秘跡は、司祭のもとで、自分の犯した罪を告白し、罪のゆるしを願うことにより、神からの罪のゆるしが与えられるというしるしです。
この秘跡は、回心、悔い改め、和解、いやしの秘跡とも呼ばれています。
ゆるしの秘跡に必要な行為は、
- 痛悔(犯した罪を悔やむこと)
- 司祭への罪の告白
- 償いをはたす決意、およびその実行
です。
ゆるしの秘跡には、個別のゆるしの式と共同回心式があります。
前者は、ゆるしの秘跡を求める個人と神との出会いを重視します。それにくらべて、共同回心式は、ゆるしの秘跡の教会的な面をあらわしています。この式は、共同体の祈りの中で行われます。
共同回心式は、個人の罪だけでなく、教会共同体の連帯性について考え、共同体の上に神のゆるしを求めるので す。また、ゆるしを神に求めるだけでなく、兄弟姉妹にもゆるしを求めることを意識させてくれるもので、通常、主の降誕祭や主の復活という大きな祭日に向け ての準備として、待降節や四旬節の間に行われます。
引用元:女子パウロ会 Laudate | キリスト教マメ知識 「ゆるしの秘跡」
赦しの秘蹟は個別にも受けられますので、四旬節の間に授かられてはどうでしょうか…