本日、ヨゼフ会主催で、シリーズ第3回目の勉強会が行われました。

 

講義風景です。

前回と同じくグアダルペ宣教会のイグナシオ神父様(中央協議会)にお越しいただき、15時から18時まで3時間にわたって、「現代教会におけるキリストのからだである教会共同体の役割について」という題でお話しいただきました。今回は12名の方にご参加いただき、密度の濃い時間を過ごすことができました。

 

以下簡単に内容をまとめます。

まず、全体の前置きがありました。

  • 教会共同体は神、人間、世界と関わります。また、神、人間、世界はお互いに関わり合います。
  • 教会には組織的な要素と霊的な要素と救いの手段としての要素があります。これらはそれぞれ王、祭司、預言者のキリスト三職務に通じます。
  • 教会の歩みは一直線に進んできたわけではありません。らせん的に上がったり下がったりしながらも、キリストの愛によって神の国に向かって歩み続けています。

 

教会の組織的な要素としては次のような内容でした。

  • 教会共同体の民は天国を目指してこの世を一時的に通過する寄留者です。イスラエルの民がそうであったように、です。今の悩みは一時的なものです。いずれ、みんな父のふところに帰るからです。
  • 教会共同体は、さまざまな国や民族の文化に「受肉」します。「受肉」は神がキリストとして人間になったことですが、文化に「受肉」するということは、キリストがその文化に入っていくことを言います。
  • 教会共同体のメンバーは同じキリストの弟子であり、みんな平等です。ただし、それぞれの役割や責任は異なります。共同体のメンバーはキリストとともにあって、王であり、祭司であり、預言者です。

 

教会の救いの手段(秘跡)については次のような内容でした。

  • 秘跡はキリスト者の信仰の原点です。すべては父なる神の愛から始まります。父なる神の愛がキリストの受肉となり、イエス・キリストを唯一の仲介者として聖霊の導きによって教会での秘跡が行われます。
  • 秘跡により父なる神が一人一人の現実に近づくことができます。
  • カトリック教会では人生と関連した7つの秘跡があります。
  1.  誕生(洗礼)
  2.  成長して大人として生きる(堅信)
  3.  神と一致して生きるための糧(聖体)
  4.  自分のすべてを世界のために神様にささげる(叙階)
  5.  永遠の愛を生きる(結婚)
  6.  ゆるされる喜び(ゆるし)
  7.  病気と直面するとき(病者の塗油)

 

教会の霊的な要素については次のような説明がありました。

  • 教会共同体は祈りを捧げます。典礼により神の永遠の流れと人間の時間と空間が一つになります。
  • ミサ聖祭では二つの食卓で二つのパンをいただきます。(みことば(聖書)とご聖体)

だいぶ難しい内容ではありましたが、わかりやすく説明していただき、なるほどと思える勉強会でした。今回は人数が少なめだったこともあり、フランクな雰囲気で勉強会を進めることができたと思います。

次の勉強会はシリーズ最終回として、引き続きイグナシオ神父様に教えていただきます。教皇フランシスコの言葉から共同体について考えていく内容となります。6月16日(土)に15時から18時まで3時間かけて勉強いたします。皆さんのご参加をお待ちいたします。