いよいよこの日がやってきました。
主のご降誕、クリスマスです。
昨年に引き続き、教会学校の子どもたちが、子どもの奉仕するミサの前に「聖劇」を行いました。
2学期のほとんどをこの聖劇の練習に費やして、練習を通して、「ご降誕」というものがどういうものであるかを学んできました。
今年は聖歌隊も出来、昨年よりグレードアップ!
午後5時半……
いよいよ開演です。
場面1
神様が、私たちを幸せにするための御計画をたてられ、大天使聖ガブリエルにマリア様とヨゼフさまにそれを伝えるように命じられます。
場面2
大天使聖ガブリエルがマリア様にイエス様のご受胎をお伝えになります。(受胎告知)
場面3
マリア様が身籠っていることを知り、正しい人であったヨセフ様は結婚するか悩んでいました(律法では、結婚する前に身籠ってしまったマリア様は死刑になってしまいます!ヨセフ様も当然罪に問われます)
大天使聖ガブリエルは、これは神の御計画なので、ヨセフ様にマリア様と結婚しなさいとお話されます。ヨセフ様は、そのお話を受け入れ、マリア様を妻に、そして、産まれてくるイエス様の父になろうと決意します。
場面4
ナザレからベツレヘムへ身重なマリア様とヨセフ様は、戸籍登録のために旅にでます。しかし、ベツレヘムの宿はどこもいっぱい。
身重なマリア様を外で寝かせるわけにもいきません。
しかし、これも神様の御計画のうちでした。神の子イエスが「ふかふかのベッド」ではなく、「藁がひかれた飼葉桶」という低いところから産まれるということは、神様が「貧しい人・弱い人」のためにイエス様を送ってくださったことの証です!
場面5
大天使聖ガブリエルと天使達が、当時の社会で低い者とされていた羊飼いたちに現れ、イエス様の御降誕を伝えます。
そして、喜びに満ちた羊飼いたちがヨセフ様とマリア様の所にお祝いに行きます。
また、遠い東の国からユダヤ人の王を求め、旅をしてきた3人の博士たちも、ベツレヘムの星に導かれ、イエス様を発見し、お祝いします。
場面6
天使達が喜びの歌をうたい、神の子イエス・キリストの御降誕をみんなで祝います。
本当にみんな頑張りましたね。
家でもたくさん練習してきてくれたのだと思います。
たくさんの方々が、子どもたちの聖劇を観に来てくださり、たくさんのお褒めの言葉を頂きました。
本当にありがとうございました。