松戸教会では、「松戸朝祷会」が毎月最初の土曜日に朝7時から開催されています。
松戸周辺の様々な教派の信者が、同じ神を信じるキリスト者として共に祈るエキュメニカルな集会です。
1986年4月から始まった朝祷会は、今回で300回を迎えることになりました。
それを記念し、本日の朝祷会は、「創設300回記念集会」として行われました。
進行係を務めるシスターより挨拶がありました。

そして、開会の歌「ガリラヤの風おかおる丘で」が歌われる中、フィリップ神父様、津村友昭先生(日本基督教団新松戸教会)、山田幸男先生(栗ヶ沢バプテスト教会)、村上恵理也先生(日本基督教団松戸教会)、そして、朝祷会の世話人を務めていらっしゃる栗原茂先生(日本福音ルーテル教会)が入堂されました。

司会を務められる津村先生(日本基督教団新松戸教会)が初めの祈りへと導かれます。
(「また司祭とともに」とカトリック教会では応えますが、「また、あなたとともに」と朝祷会では応えます)

聖書朗読は、フィリップ神父様によって行われました。(ローマの信徒への手紙 15章30-33節)

「メッセージ(奨励)」は、村上先生(日本基督教団松戸教会)によって「時代のなかで求められている祈りの課題」をテーマに、行われました。


メッセージ(奨励)が終わると、起立し、参加者全員でアッシジの聖フランシスコの「平和を願う祈り」を唱え、お互いに平和の挨拶を交わしました。

そして、共同祈願が唱えられます。
1.世界の平和のために(松戸教会信徒)

2.日本の直面する課題と将来のために(津村悦子先生 日本基督教団新松戸教会)

3.地方自治体、松戸市のために(山田幸男先生 栗ヶ沢バプテスト教会)

4.宣教の使命を担う市内の諸教会のために(栗原茂先生 日本福音ルーテル教会)

5.地の塩世の光として生きるキリスト者のために(松戸教会信徒)

そして、主の祈りを津村先生(日本基督教団新松戸教会)の導きで会衆全員で唱えました。

最後に参加者に、神父様、先生たちによって、祝祷(祝福の祈り)が行われました。

第2部として、世話人を務める栗原茂先生(日本福音ルーテル教会)の進行で懇親会が、地下ホールで行われました。

まず、食前の祈りが、唱えられました。

前松戸教会主任司祭の宮下神父様(中央協議会事務局長)から祝辞を頂き、宮下神父様のご発声で乾杯となりました。



松戸教会の信徒たちも宮下神父様、今日を最後に垂水に異動されるシスター清水と記念撮影。

お食事を楽しみながら、ゲストの紹介、スピーチが行われました。


そして、これまでの朝祷会に貢献された方々に、感謝の気持ちを表す表彰式が行われました。




余興として、腹話術が行われました。

そして、参加者全員で最後に「ヒネ・マ・トーブ(詩編133:1)を歌い、閉会となりました。


最後に記念撮影。

これからも30年間続けられてきた朝祷会は続いていきます。
教派の垣根を越えた、この祈りの集いに皆さんも是非ご参加ください。