クリスマスの4週前の日曜日から待降節が始まります。
今年は本日・11月29日から待降節が始まり、カトリック教会の新しい1年が始まります。
待降節とは…
待降節は二重の特質をもつ。それはまず、神の子の第一の来臨を追憶する降誕の祭典のための準備期間であり、また同時に、そ の追憶を通して、終末におけるキリストの第二の来臨の待望へと心を向ける期間でもある。この二つの理由から、待降節は愛と喜びに包まれた待望の時であるこ とが明らかになってくる。
カトリック中央協議会 典礼解説「待降節」より
今日から、ローマ・ミサ典礼書の総則に基づく変更箇所に基づき、いくつかミサのなかで変更箇所がありました。そのため、聖体奉仕者、先唱、祭壇奉仕者は、神父様より約1時間の講習を事前に受け、今日からの典礼に備えました。(ミサに与る信徒の)具体的な変更箇所は、聖水盤横にプリントを置いていますので、各自ご確認ください。

待降節は、第1主日・第2主日・第3主日・第4主日とあり、徐々にイエス・キリストの降誕を待ち望む気持ちを高めていきます。
集会祈願を行う前にフィリップ神父様が、アドベントクランツの祝福をしました。


アドベントクランツは、主日を重ねるごとに1本ずつ火を灯り、私たちの心にキリストを待ち望むことを呼びかける助けとなっています。(クリスマス・ミサでは、中央に蝋燭に置かれ、火が灯します)
松戸教会公式twitterアカウントでは、主日ごとに火が灯っている蝋燭が増えていく様子を写真におさめ、投稿していきます。
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今日は第1主日ですので、祝福後、1本目のろうそくに火を灯します。


祭壇には、馬小屋も設置されました。
待降節の主日を重ねるごとに様々なサントン人形が足されていきます。完成は、三博士が置かれる主の公言(1月3日)ですね。


ヨゼフ会のみなさんを中心に今年も飾りつけを行ってくださいました。
聖母子像横の馬小屋の中身は、典礼委員の方々が整えてくださいました。

松戸教会では、こうして、イエス様のご降誕への気持ちを少しずつ高めていきます。


クリスマスを教会で過ごそうと考えてらっしゃる方がいましたら、待降節の日曜日に教会に是非いらっしゃってください。(もちろん、未信者の方も大歓迎です)ともにクリスマスを迎える準備を致しましょう。