本日、11月1日は、諸聖人の祭日です。
典礼暦年の最後の月に祝う“諸聖人”の祭日は、主の再臨とキリストの輝かしい完成を思い起こさせる日です。それは、キリスト者が死のかなたの命への希望に 生きるように励ましてくれるためであり、また、目にみえない世界に入ったすべての人との連帯を意識する日でもあるのです。
引用 【Laudate 教会カレンダー「諸聖人」】より
松戸教会では、午前10時半よりミサが行われました。

お説教のなかで、フィリップ神父様は……
私たちは、聖人たち、そして、私たちが知ることもない名もなき殉教者たちに倣いたいという願望にかられます。それは、とても難しい事のように感じられます。
イエス様を通して「父である神様の無限の愛」に気づき、その気づきによって兄弟姉妹を愛するように促されています。愛することは、自己犠牲、すなわち、自分が死ぬということをなす行為です。そして、それをなすことによって私たちは幸せになれるのです。私たちはみんなイエス様の教えを受け入れ、従うことによって、イエス様の恩恵に浴すことが出来ます。イエス様によって不可能は可能となり、イエス様の支えによって、私たちは、天の神様が完全であるように、完全であることが出来ます。
本日、私たちが、諸聖人を友とし、人生を平穏とすることを宣言するのは、私たちが諸聖人に頼り、諸聖人に倣うことができるようになるためです。諸聖人と同様に神様の国の民になるためです。神様の思い示しに叶うものとなるように聖母マリアの取り次ぎを祈りましょう。
と仰れました。

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