本日 「聖母の被昇天」の祭日、松戸教会では、亀有教会の藤澤 幾義神父様司式で午前10時半からミサが行われました。
ミサのなかでは、今年1年帰天された松戸教会の信徒14人の方への祈りが行われました。
「聖母の被昇天」とは…
マリアが霊魂も肉体もともに天に上げられたという教義で、1950年11月1日に、教皇ピオ十二世(在位1939~1958)が全世界に向かって、処女聖マリアの被昇天の教義を荘厳に公布しました。
聖母の被昇天 (【カトリック中央協議会】より)


ミサの始まる30分前からはロザリオの祈りを行いました。

そして、午前10時ミサが開祭されます。
入堂とともに無原罪のマリア像に献香されました。

開祭の儀では、今年に帰天された14名の方々の名前が読み上げられ、このミサのなかでの祈りへと導かれました。

第1朗読、第2朗読後、福音書が朗読されます。


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そして、藤澤神父様のお説教…。


説教のなかで、藤澤神父様は、終戦の日ということもあり、聖ヨハネ・パウロ2世の「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。(教皇ヨハネ・パウロ2世 広島『平和アピール』)」という言葉を引用され、また、永井隆博士についてもお話され、平和の尊さを訴えられました。
そして、お告げの際に「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」と、仰れたマリア様のように深い信仰を持ち、神に応えていく姿を、私たちも倣うことができるように祈りを捧げながら、ミサの祈りへと導かれました。
続いて、感謝の典礼に入ります。
奉納の際にも祭壇に献香しました。

そして、聖変化…。


多くの方々がミサに与り、ご聖体を拝領しました。


8月15日は、聖フランシスコ・ザビエルが日本に初めて上陸した日であり、日本の終戦の日でもあります。
マリア様の被昇天にそのような出来事が起こる意味を思いを巡らせることが出来たらと思います。