先週からクリスマスカード作りも始め、クリスマスまでの準備が進んできていますね。
今日はクリスマスまでの準備の一環として、「受胎告知」について詳しくお勉強しました。
最初は「教会学校・はじめの祈り」を唱えてスタートです。

今日はマリアさまのことについてお勉強するので、リーダーがマリア様の絵を持ってきてくれました。そして、今日も歌を練習しましたが、マリアさまについて歌っている「マリアさまのこころ」を練習しました。

この絵のマリアさまの胸のところに描かれているものは「マリアさまのみこころ」を現しています。今日歌う歌にぴったりの絵ですね!
歌う前に、まずは「マリアさまのこころ」の歌詞を確認しました。

そして、船津神学生の伴奏に合わせて歌います。

歌の時間が終わると、リーダーがみんなにプリントを配りました。

プリントには問題が4つ書かれています。リーダーのお話を聞いて、順番に問題を解いていきました。
Q.1とQ.2は11月1日の教会学校で勉強したことのおさらいですが…みんな覚えていましたか…?
Q.1は「教会のカレンダーはいつから始まるのかな?」です。日にちは毎年変わるのですが、今年は11月29日です。
Q.2は「待降節とはどういう意味かな?」です。リーダーが漢字の意味を教えてくれました。「“待”は待つ、“降”はおりる、“節”は期間ってことだよ。」漢字の意味が分かれば簡単ですね。答えは、「イエスさまが天から降りてくるのを待つ期間」です。

みんな真剣に答えを書き込んでいますね。
Q.3は「下の絵はだれとだれかな?」です。プリントに描かれている絵を見て答える問題ですが…リーダーが「分かる人!」と呼びかけると2人手を上げてくれました。あてられた子が「ガブリエルとマリアさま」としっかり答えてくれました!正解です!
「この絵のガブリエルとマリアさまはどんなお話をしているのか…次のページに書いてあるので、ひとり1行ずつ読んでみましょう。」
次のページに書かれているのは「ルカによる福音」の一場面です。「受胎告知」と言われる場面ですね。

読み終わったところでリーダーから質問です。「ガブリエルには役割がありますが、どんな役割かな?」「ガブリエルはマリアさまに何を伝えにきたのかな?」「マリアさまはそう伝えられてどうしたかな?」みんなで考えてみました。
そして、リーダーからはこんな質問も…「この時のマリアさまは何歳だと思う?」
みんな、「20歳!」とか「100歳!」と答えてくれましたが…残念!不正解です。
小学五年生の子に「きみと同じくらいだよ」と言うと「え…?!」と声が上がりました。諸説ありますが、マリアさまは11歳くらいだったそうです。その子に「もし自分が「イエスさまを身ごもる」って言われたらどうする?」ときくと「ちょっと無理…」と答えていました。そうですよね…。いかにマリアさまがすごいか、皆に伝わったんじゃないかと思います。
そしてプリントのQ.4「“おめでとう。恵まれた方。主があなたと共におられる。”みんながよく知っている言葉だよ。何の言葉かな?」
これは、みんながいつも唱えている「アヴェ・マリアの祈り」に入っている言葉なんです!「おめでとう」は「アヴェ・マリア」、「恵まれた方」は「恵みに満ちた方」、「主があなたと共におられる」は「主はあなたと共におられます」と言い換えると、「アヴェ・マリアの祈り」の冒頭になりますね。ガブリエルが言った言葉がお祈りに含まれているんですね。
そして最後の問題として、リーダーが「マリアさまってどんな人かな?」とみんなにききました。
「マリアさまは、神様をよく信じていて、神様の言葉をすぐに受け入れました。神様によく従う人なんだよ。」
「何か質問がある人?」ときくと、「“わたしは主のはしためです。”のところの、はしためって何?」とひとりの子が質問してくれました。
はしためは、しもべとか、めしつかいという意味です。めしつかいは主人のことを信頼しておつかえする人ですね。そして主人の命令に従いますね。「主のはしため」ってことは、神様を信頼していて、神様の命令に従う人ということです。
みんな今日のお勉強で、マリアさまがどんな人かよくわかったでしょうか?最後に、マリアさまに倣って生活していけるように、「アヴェ・マリアの祈り」を唱えました。

今日お勉強したこと・わからなかったことなどは、お家の人とお話してみてくださいね。
また来週も、元気に集まってくださいね!