本日、イグナシオ神父様を迎えて、ヨゼフ会勉強会が開催されました。
勉強会はカトリック教会における共同体性を考えるシリーズの最終回(第4回)として行なわれ、「教皇フランシスコからの呼びかけ -現代に生きる教会共同体への問いかけー」というテーマでお話をいただきました。22名の参加をいただき、楽しい勉強会となりました。
今回の勉強会は、大きく分けて、次の4つのテーマでお話をいただきました。
- フランシスコとは誰ですか? - 教皇フランシスコの人物像
- 非ヨーロッパ人が教皇に任命されたことの意義
- 教皇が現代の教会共同体に求めているもの
- 教皇の発した4つの文書について
以下要点をまとめます。
〇フランシスコとは誰ですか
・フランシスコは移民者の子です。
⇒ イタリア移民の伝統的なカトリックの大家族で育った。
・フランシスコはイエズス会士です。
⇒ 修道司祭で、共同体的なものの見方をする。養成・育成に力を入れる。行動的である。
・フランシスコはブエノスアイレスの大司教でした。
⇒ 当時は軍事政権
〇非ヨーロッパ人が教皇に任命されたことの意義
⇒ 1272年ぶり。世界に開かれた教会。
〇教皇が現代の教会共同体に求めるもの
・外に出向いていく教会
⇒ 排除されている人のもとに行く、無視され、小さくされている人のところに行く。
・司牧的なケアを大切にする
⇒ 特に老人、子ども、青年、障碍者
・神のいつくしみを生きる
⇒ そしてそれを述べ伝える
・福音的なセラピーを行う。
⇒ 特に悩んでいる人、苦しんでいる人のために
・世界的、グローバル的なビジョンをもってキリストのメッセージを生きる。
⇒ 核兵器、迫害、難民
〇教皇の発布された4つの文書を読みましょう。
・「福音の喜び」
⇒ 福音宣教について
・「ラウダート・シ」
⇒ 環境について
・「愛のよろこび」
⇒ 家族、愛について
・「喜びなさい、大いに喜びなさい」(未翻訳)
⇒ 聖性について
教皇フランシスコの生い立ちと背景について、わかりやすく教えていただきました。
教皇の言葉について、もっと学んでいこうと思いました。
勉強会の後、ミサを司式していただきました。
ミサ後、打ち上げ…
イグナシオ神父様、本当にありがとうございました。
またよろしくお願いいたします!